2022年、Twitterアカウントの認証バッジがサブスクで誰でも購入できるようになりました。
この変更時Twitterは企業に認証バッジを配布して数時間後に回収したり、既存の公式バッジはサブスクに加入しなければ剥奪するといいつつ時期を明示しないなど、認証バッジの細かい運用についてまだ決め切れていない様子でした。(詳細は関連記事↓↓参照)
そして2023年4月1日、ついに大きな動きがありました。
本記事では4月以降、認証バッジの運用がどう変わるのか、どのような種類があるのか、どう見分けるのかなどをまとめています。
公式マーク(認証バッジ)の本格運用開始
2023年4月以降の運用
- 4/1時点でサブスク未加入アカウントは認証バッジを剥奪
- 認証バッジの種類は4つ(見分け方あり)
- 公式への認証リクエスト廃止
- 4/15以降おすすめに表示されるのは認証アカウントのみ
解説
1.サブスク未加入アカウントの認証バッジ剥奪
認証バッジの有料化が開始されて以降、従来の公式認証マークを保有するアカウントについてもサブクス(TwitterBlue)加入しなければ剥奪すると告知されていました。
そして2023年3月に「4月1日に剥奪するので継続したい人はサブスク入ってね」と正式に告知されたのです。
組織ユーザーに対しては月額1000ドル(約13万円)を要求する予定という一方で、以下に該当するユーザーは支払免除される予定ということも明らかになっています。
◎上位500件の広告主
◎フォロワー数上位1万件の既存の公式認定済組織ユーザー
この記事を書いているのが4月1日…。みなさんがフォローしている公式の方々のマークは残っていますか?
2.認証バッジの分類と見分け方
認証バッジは以下の4つに分類できます(※)。
- 従来の認証済個人アカウント➡ブルー
- サブスク認証個人アカウント➡ブルー
- 公式認証組織アカウント➡ゴールド
- 政府機関または国際機関アカウント➡グレー
※2022年から変更は始まっていましたが手作業で確認・付替えを行っていたせいかほぼ進んでいませんでした。4月の運用変更に伴い認証システムも改定し一気に反映したようです。
3.公式への認証申請廃止
Twitterは公式への認証申請についてこれまで受付停止・再開を繰り返していましたが、今回の認証バッジの運用変更に伴い申請による認証を完全に廃止しました。
3月に前記事の情報更新をした時はヘルプに認証リクエストの方法を解説するページがありましたが、4月1日時点で認証マークへの説明が変更され従来の申請が廃止されたことが明記されました。
運用変更後のチェックマークの説明ページはこちら(公式ヘルプ)
https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/about-twitter-verified-accounts
4.おすすめ表示への影響
これまでおすすめに表示されるツイートやアカウントについてTwitter社は思考錯誤を繰り返していましたが、この度イーロン・マスク氏は2023年4月15日以降は認証済アカウントしかおすすめに表示しないと宣言しました。
マスク氏は認証バッジを完全有料化すると同時に認証バッジを持つことのメリットを強化することにより収益を上げる流れを作ろうとしています。
おすすめに表示されるだけでは…と思われるかもしれませんが、実はその他にもTwitterBlueに加入することで使える機能を少しずつ増やしています。
もしかしたら皆さんもお金を払ってでも使いたい機能が今後追加されるかも知れませんね。
その変についても今後記事を書いていく予定です。